2010年9月5日日曜日

iPhoneグラフライブラリ、Core-Plotの使用方法

Core-Plotを使うと簡単にこんな感じのグラフが描けます。

ただ、セットアップでいろいろつまづいたので
メモしときます。
※googlecodeからライブラリを取得するのに
Mercurialを使用しています。

1.Mercurialのインストール
sudo port install mercurial
※いろいろなライブラリが一緒にインストールされます。環境によっては1時間以上かかります。

2.Core-Plotのダウンロード、インストール
mkdir $HOME/Library/SDKs
cd $HOME/Library/SDKs/
hg clone https://core-plot.googlecode.com/hg/ core-plot
wget http://core-plot.googlecode.com/files/CorePlot%20iPhone%20SDK.zip
unzip 'CorePlot iPhone SDK.zip'
mv README.txt CorePlotSDK/
rm 'CorePlot iPhone SDK.zip'


3.プロジェクトでCorePlotを使用する
3.1使用したいプロジェクトに$HOME/Library/SDKs/core-plot/framework/CorePlot-CocoaTouch.xcodeproj
をD&D

3.2グループとファイルでCorePlot-CocoaTouch以下を表示させる
ターゲット->プロジェクト名->バイナリをライブラリにリンク以下を表示させる
CorePlot-CocoaTouch以下のlibCorePlot-CocoaTouch.aを
ターゲット->プロジェクト名->バイナリをライブラリーにD&D

3.3プロジェクト設定の編集
プロジェクト設定編集->ビルド->ヘッダ検索パスに以下を追加
$HOME/Library/SDKs/core-plot/framework
$HOME/Library/SDKs/core-plot/framework/iPhoneOnly
$HOME/Library/SDKs/core-plot/framework/Source
※ここがはまりました。再帰的にチェックしても再帰的になってくれないとは・・・

リンカ->他のリンカフラグに以下を追加
-ObjC
-all_load


3.4QuartzCoreフレームワークの追加
グループとファイルでFrameworksを右クリック->追加->既存のフレームワークを選択
「QuartzCore.framework」を選択し、追加をクリック


3.5依存関係の追加
opt+cmd+eでターゲットの情報を表示
直接依存関係に「CorePlot-CocoaTouch」を追加


4.ライブラリのビルド
「CorePlot-CocoaTouch」プロジェクトをダブルクリックして開いてビルド


以上でCorePlotが使えるようになります。

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